さ行1– tax –
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紫檀
マメ科の常緑広葉樹で、インド南部、スリランカ原産。 非常に重硬で、木目が美しい唐木の1つ。高級家具や、楽器に使われる。アジアで産出されるローズウッドの代表的な... -
漆喰
内外装の壁や天井に塗る左官材料のこと。 消石灰に、海草糊などの粘着性のある物質と、麻糸や紙などの繊維、もしくは砂などを混ぜてペースト状にしたもの。耐火性、耐久... -
サイディングボード
建物の外壁に使用する、防火性能を備えたパネル壁材。 伝統的な日本家屋の板張りに比べて、施工が容易で、防火性能があるため、最近建築される住宅によく用いられる。主... -
シトカスプルース
マツ科の常緑針葉樹の高木で、北米大陸の北西部、カナダからアラスカに産する。 安定した強度と弾力があり、加工性もよい。建材や家具材のほか、楽器材などに使われる。 -
酢酸ビニル接着剤
酢酸ビニルを重合させて作った樹脂を使った接着剤のこと。 「木工用ボンド」という名で知られている。水溶性で、熱が加えられると軟らかくなる。取扱が簡単で、人体に有... -
しなのき
シナノキ科の落葉広葉樹の高木で、主に北海道で産出される。 軽軟できめが細かく、加工性がよい。合板や彫刻材のほか、鉛筆やマッチ棒、割り箸などに使う。アカシナとも... -
ササフラス
クスノキ科の広葉樹で、アメリカ東部で産出される。 材は軟らかく、裂けやすいので、釘打ちには注意を要する。建具や家具に使われる。 独特の香りがあり、根からはササ... -
縞杢
材面に表れる濃淡の縞模様のこと。 年輪による木目とは違い、色素によって縞模様ができる。チーク、マホガニー、黒柿、黒檀などに見られる。 -
笹杢
木の年輪が、笹の葉が重なったような鋭角な山並み模様を描いているもののこと。 木の表面が、凹凸などの不規則な形に生長したスギなどによく見られる。他にも、ヒノキ、... -
ジャトバ
マメ科の広葉樹で、ブラジルを中心とした中南米で産出される。 重硬で耐久性に富み、虫害にも強いので、ウッドデッキによく使われ、フローリング、船舶材にも使われる。... -
サペリ
センダン科の広葉樹で、西アフリカを中心とするアフリカ全土に生育する。やや重硬で、耐久性が高く、接着、塗装性がよい。柾目面には、美しい杢が現れるので、家具や、... -
集成材
単板を同じ繊維方向に何枚か重ねて作った、エンジニアリングウッドの一種。 無垢材と違い、反りや狂いが生じにくく、強度に優れた大きな材が作れる。集成材は、その品質... -
沢胡桃
クルミ科の落葉広葉樹の高木で、日本全国の山中の谷間に生育する。 材質は軽軟で、湿度に弱く、保存性は低い。加工は容易だが、きめが粗く、仕上がりはあまりよくない。... -
春慶塗
木地に、透き漆という透明の漆を、天然の美しい木目が見えるように塗る技法のこと。 塗りたては、濃い色合いだが、次第に透明感が増してくる。重箱や、お盆などに使われ... -
椹
ヒノキ科の常緑針葉樹の高木で、岩手県以南に自生する。 材質はヒノキに劣り、軽軟だが、加工性がよく、水湿に強いので、桶などによく使われる。他にも、器具材や、襖、... -
散孔材
広葉樹で、導管が1つの年輪層の中に均一に散在しているもののこと。 木目のはっきりしない、均質で滑らかな材面になる。ブナ、クスノキ、サクラなどに見られる -
椎
ブナ科の常緑広葉樹の高木で、関東以西の暖地に生育し、大木になる。 材は、建材や家具材にも用いるが、特に椎茸栽培の原木として有名。他にも、枕木や薪炭材としても用... -
シウリザクラ
バラ科の広葉樹で、本州北部から北海道に分布する。 材は、同じバラ科サクラ属の山桜に比べると軽軟だが、きめは細かく、やさしい風合いをもつ。量産され始めたのは最近... -
ジェルトン
キョウチクトウ科の広葉樹で、東南アジアの乾燥した土地に自生する。 材は、光沢のある明るい色合いだが、耐朽性が低く、時間がたつと、部分的に黒ずんだりする。また、... -
塩地
モクセイ科の落葉広葉樹の高木で、関東以西の山地に自生する。関東以北では、同じような性質を持つ「ヤチダモ」のことを「シオジ」とよんでいる場合がある。やや軽軟で...
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